当院リハビリテーション科では理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の各専門スタッフが、急性期の脳血管疾患、術後の整形外科疾患、廃用症候群や呼吸器疾患、神経難病疾患など、発症後や術後早期から、回復期、維持期にかけてリハビリテーションを実施しています。
また、2019年4月より訪問リハビリテーション事業所を開設しています。
理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が市内の自宅へ訪問し、退院後早期より、自宅で生活をする上で生じた課題に対して必要な運動及び生活指導、環境調整など、安全・安心に過ごすための支援を行っています。
スタッフ(17名)
- 理学療法士
- 10名
- 作業療法士
- 4名
- 言語聴覚士
- 3名
施設基準
- 脳血管疾患等リハビリテーション(Ⅱ)
- 廃用症候群リハビリテーション(Ⅱ)
- 運動器リハビリテーション(Ⅰ)
- 呼吸器リハビリテーション(Ⅰ)
理学療法(PT)
理学療法とは、病気やけが、加齢、障害などによって運動機能が低下した状態にある人々に対し、日常生活を行う上で基本となる動作(寝返りや起き上がりなどの起居動作、立ち上がりや歩行など)の機能向上や悪化予防を目的に、運動、温熱、電気、水、光線などの物理的手段を用いてリハビリを行います。
作業療法(OT)
作業療法では日常生活動作(ADL)の練習や、作業活動を通して手指機能の維持・向上、認知機能へのアプローチなどを行っております。
患者様の退院後の環境に合わせた環境調整や福祉用具の選定、日常生活動作指導なども行っております。
言語聴覚療法(ST)
言語聴覚療法では言語に障害を持つ人に、その障害にある機能の評価に基づき、必要とされるコミュニケーションについて訓練を行うことや、嚥下が困難になった方の摂食、嚥下の訓練を行います。
嚥下造影(VF)検査を行い、食事形態の検討や環境の調整なども行っております。