当院放射線科は7つの検査室と9台の検査機器があり、レントゲン、CT、MRI、血管造影検査、放射性同位元素検査、骨塩定量検査と様々な検査ができます。
私達は日頃、患者様が感じる検査に対する疑問・不安を少しでも取り除けるよう、検査内容・方法等、事前にご説明させて頂き患者様がすこしでも心地よく検査を受けられるよう心掛けております。
当院で検査を受けられる際、何か疑問に感じられる事、解らない事がありましたら、スタッフまでお尋ねください。
レントゲン
一般的なX線撮影です。
例えば、健康診断などで撮影する胸の写真などです。
CT
令和4年3月28日にCT装置の更新を致しました。
従来のCT装置の検出器16列から検出器80列となり、検査の撮影速度が早くなりました。
以前の装置では、胸腹部骨盤腔の連続撮影では20秒以上の息止めが必要でしたが、新しい
CT装置では10秒前後の息を止めで撮影が行えるようになりました。
画像につきましても、以前のCT装置同様、より繊細で鮮明な画像を提供出来、前方向、
横方向からの断面像を得ることや立体的な画像を作ることが可能です。
MRI
高い磁場の中で身体に電波を当てて、体から出てくる電波(信号)を受信して画像にします。
MRIはCTと異なり色々な角度からも撮影ができ、X線を使わないので放射線による被曝がありません。
血管造影
平成23年10月 最新機種(東芝社製)へ交換
全身の血管を撮影する事ができ、頭部血管造影(脳動脈瘤、動脈狭窄部などの発見)、心臓冠動脈造影(心臓の血管の狭窄部位や詰っている場所の発見、治療)等に使用されます。
放射性同位元素検査(核医学検査)
放射性同位元素(ラジオアイソトープ)を身体に投与(注射)して、放射性同位元素からでる微量な放射線を計測して画像にします。
この放射性同位元素には色々な種類、 性質の医薬品があり、肝臓に集まるラジオアイソトープ(RI)、心臓に集まるRI、頭部に集まるRIなど、それぞれに使い分けて身体の機能などを診断します。
例えば、正常な心臓の筋肉に集まるRIがあるとした場合、もし、正常(健康)なら心筋全体に集まりますが、異常があれば一部集まらない部分が出て来るため、それをSPECT装置という機械で撮影します。
OPE室外科用イメージャ
X線TV